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Z世代の忖度なし徹底レビュー

一人暮らしに食洗機は必要? 食器洗いをやめたら暮らしはこう変わった!

author: Beyond magazine 編集部date: 2023/03/14

食器洗いをしたくないから「料理をしない」。若者に限らず、料理をするうえで食器洗いに対する煩わしさは誰もが感じたことのある感情だ。では、食器を洗わずに済む食洗機が一家に一台、どの台所にも食洗機が置かれるようなことがあれば、私たちはキッチンに立つことがより楽しくなるのかもしれない。

そんな提案的かつ暮らしをより豊かにする家電、パーソナル食洗機「SOLOTA」 NP-TML1が去る2月17日に発売された。サイズは小型のダンボールほどでキッチンの脇に設置することができ、容量はひとり暮らしのほぼ一食分の食器が収納できる。

加えて、本来食洗機を設置するとなると分岐水栓の工事など煩わしい準備が必要になるが、「SOLOTA」はタンク式なので設置面でも利便性が高い。着脱式タンクに給水してスタートボタンをワンプッシュで、高温の水と強力な水圧、食洗機用洗剤で食器を一気に洗い上げる。

これらの特徴を兼ね備えたパーソナル食洗機「SOLOTA」は、ターゲットとする20~30代の一人暮らし世帯層に刺さるのか? パナソニックのモニター調査を弊誌でサポートしたので、彼らの生の声を拾っていこう。

「SOLOTAを置いたことでむしろ空間がおしゃれになった」

もっとも評価が高かったのはデザイン性・操作性。スタイリッシュなホワイトとグレージュの2トーンカラーのボディに、操作ボタンは電源のオン・オフとスタート・一時停止ボタンの2つのみとシンプルな設計だ。前面・背面ともに一面がクリアの窓が設置されているので、狭いキッチンでも視覚的に物量感を感じさせない。なかには、「SOLOTAを置いたことでむしろ空間がおしゃれになった」(29歳女性・Nさん)という意見も。

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また、操作性については庫内に食器をセットし、食器洗い用洗剤を入れて、水を入れたタンクをセットすれば準備完了。洗浄後は乾燥まで仕上げてくれる。

さらに、SOLOTAは単身生活者が毎食新しい食器ではなく繰り返し同じ食器を使い、必ずしも食器棚を持っていないことも踏まえて、乾かした食器をそのままにしておくことも想定している。家電を購入するうえで判断基準となってくるデザイン性と操作性、収納力において高い評価を獲得している。

「申し分なかった。完璧」な洗浄力

肝心の洗浄力はどうか。自ら洗うならともかく、家電に洗い物を頼むわけだから洗い残しがあってはならない。食洗機と手洗いの大きな違いに、手洗いでは使用できない高温の水(50度程度)と、漂白成分や酵素を含む食洗機用洗剤を使用できるということが挙げられる。パーソナル仕様の小型食洗機とはいえ、もちろん「SOLOTA」もこの条件をクリアしている。

「申し分なかった。完璧」(25歳男性・Nさん)、「想像よりも洗浄力が高かった。細かなカトラリーの汚れも落ち感動した。匂い残りなども気にならない」(26歳男性・Tさん)と、こちらも高評価。

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加えて、節水という面でも「SOLOTA」は一役を買っている。水の使用量は手洗いのわずか約1/8(※)というから驚きだ。泡立ちが少なく洗浄力の高い食器洗い用洗剤で汚れを落とし、水を循環させて効率的にすすぐため、手洗いと比較した場合、一度の洗浄で2Lペットボトル約8.75本分の節水を実現している。

※ ●NP-TML1:食器点数6点・小物4点、水温20 ℃、食器洗い機専用洗剤を2g使用する(1箱600 g入り422円(税込))(当社調べ)。使用水量は約2.5 L●手洗い:食器点数6点・小物4点、水温20 ℃、10 Lのお湯(約40 ℃)につけ置き洗いした後、洗剤を1.4 mL使用(1本315 mL入り164円(税込))(日本電機工業会調べ)して洗い、毎分6 Lで食器1点当たり13.5秒、小物1点当たり5.5秒流し湯ですすいだとき、使用水量は約20.3 L

「暮らしのなかの罪悪感が少なくなった」

「SOLOTAが来てくれてもっとも嬉しかったのが、一日のなかで罪悪感を感じる瞬間が少なくなったこと。たとえば、朝ご飯を食べてすぐに出勤しなければならない日はシンクに食器を置いたまま、『帰宅後の自分、ごめん…』と思いながら家を出ることになる」(29歳女性・Nさん)

「在宅勤務中にランチの時間をサクッと済ませたあと、すぐにMTGをしなくてはいけないということも多く、その間にシンクに置きっぱなしになってしまうことも多かった私としては、食器を洗う時間を別のことに使うことができた点が非常によかった」(29歳女性・Aさん)

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Aさん、Nさんのコメントは、20~30代の単身世帯である「SOLOTA世代」の潜在的な需要に応えている。一人暮らしはとにかく忙しい。働き盛りで仕事も楽しい年代だが、家事の一切をすべて自分でこなさなければならないし、加えて遊びたい盛りで時間がいくらあっても足りない。そんなライフスタイルにおいて、少しでも時間を捻出したいし家事のストレスは減らしたい。

SOLOTAが残した課題とSOLOTA世代の評価

20~30代の働き世代の間で「中食(なかしょく)」という言葉が使われている。これは、外食と内食の中間を意味し、惣菜やレトルトを買って自宅で食事のことを意味する。毎食外食で済ませるわけにはいかないし、自炊(内食)に割く時間はない。この「中食」需要において「SOLOTA」を大いに貢献している。

一方で、一人分の食器の収納力や洗浄力については申し分がないとしたうえで、「フライパンや鍋などを手洗いすることへのハードルがこれまで以上に上がるため、調理そのものはあんまりしたくなくなるかもと思った。中食が加速しそう」(28歳男性・Nさん)という意見も。

また、IoTが当たり前の世代にとって、「稼働させるまでの『お世話』が必要なこと」も課題として挙げられた。

「例えば、ロボット掃除機であれば電源を入れれば動いてくれ、勝手に充電スポットまで戻ってくれるが、SOLOTAの場合は水を入れ、洗剤を入れ、水当たりを考えながら食器をセットするというタスクが発生する」(27歳男性・Sさん)

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モニター期間中、多くの人が感じたのは自分の代わりにタスクをこなしくれる家電には愛着が湧き、大手メーカーが自分たちの世代に対してピンポイントな製品でアプローチしてくれたことに企業努力を感じたということだった。

それぞれのライフスタイルにマッチした暮らしをサポートする家電の登場にはいつも驚かされるが、約29%と言われる食洗機の全世帯保有率の底上げに「SOLOTA」が寄与してくれるに違いないだろう。まだ課題が残されてはいるものの、食洗機という形でこうしたアプローチが残されているということは、新しい家電の登場にもまだまだ期待ができそうだ。

パーソナル食洗機「SOLOTA」 NP-TML1

サイズ: 310x435x225mm
質量:7.5kg
食器容量:1人分
庫内容積:10 L
食器点数:6 点
標準総使用水量:2.5 L
運転時間目安:約120分
URL : パーソナル食洗機「SOLOTA」 NP-TML1

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Beyond magazine 編集部

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