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ファッション

ストリートを牽引する5人の表現者たち

G-SHOCK「DW-5000R」と刻む、「静」の時間、「動」の時間

author: Beyond magazine 編集部date: 2025/07/28

時間は誰にでも同じように流れている。しかし何かに夢中になっている人たちにとって、その意味は少し違う。スキルを磨き、アイデアを練り、最高のパフォーマンスを発揮するために。彼らにとって「時間」とは、自分をアップデートするためのものだ。
 
そんな彼らの「大切な時間」をよく見ると、大きく二つのモードがあることに気づく。一つは、周りの音が聞こえなくなるくらい、深く集中する「静」のモード。もう一つは、身体を動かし、エネルギー全開で何かに打ち込む「動」のモード。
 
それぞれが自分のスタイルで集中し、動いている。その姿に決まった型はないけれど、共通しているのは「時間」に対する誠実さだ。そんな毎日の中で、G-SHOCK「DW-5000R」は自然と生活に馴染む一本かもしれない。道具としての信頼性とさりげない存在感が、日々の集中を支えてくれる。

「静」の時間

周りのノイズをシャットアウトして、目の前のことだけに没頭する。この静かな時間の中で、彼らのスキルやアイデアは磨かれていく。

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バーバーショップの椅子でお客さんと向き合う、目黒区・東山にあるバーバーショップ「WWTALKS」の代表・Daichiさん。彼の仕事場は、静かな集中力で満たされている。「技術だけでなくサービス業」と彼が言うように、丁寧な手仕事とリラックスした会話が、お客さんとの信頼関係を築いていく。

「やっぱり、お客さんと会話する時間は大切にしていますね。長い付き合いのお客さんがいつもと違う雰囲気でお店に入ってきた時とかは、何かあったのかなと思ってその話を聞き出してあげたり、ケアしたりということは意識しています。

それとプライベートでは、自分に子どもができたので家族の時間は大切にしていますね。あとはお風呂に浸かる時間も大切にしています。お風呂に毎日浸かるようになってから割と体の調子もいいし、メンタルのバランスも取りやすくなった気がします」

日々繰り返される手仕事に、変わらぬ集中力を注ぎ込む。そのために必要なのは、適切な切り替えと余白だ。家庭での穏やかな時間が仕事への没入を助ける。暮らしと仕事が緩やかにつながることで、日々のパフォーマンスは自然と高まっている。

Daichi

目黒区・東山のバーバーショップ「WWTALKS」のオーナー。人気店のためアポイントメント・オンリーとなっているが、ストリートカルチャーのキーマンたちが常連に名を連ねるなど、知る人ぞ知る名店である。

Instagram:@daichi.wwt

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たくさんの機材に囲まれたデスクでPCに向かうのは、今年1月にBMXレーサーを追ったドキュメンタリー映画『LIFE IS SNAP』を自主制作したばかりの映像ディレクター・MARCOだ。彼のクリエイティブな仕事は、この静かな一人時間から生まれる。

「僕は起きてから家を出るまでの一人の時間を大切にしていますね。けっこう時間をかけて考えるタイプなんですよ。今日あれやって、その後これやって、ということを時間をかけてイメージするんです。そうすると、いざ実際にやるときにスムーズに上手くいくんですよね」

映像を編集し、デザインを考え、次の企みを練る。この誰にも邪魔されない時間が、最高のアウトプットにつながっているのだ。

「やるって決めたらスイッチはいつでも入れられますね。それは大会とかに出てた競技者の頃に培った感覚かもしれません。でもやりたくないことには絶対スイッチは入らないので、自分がやることに納得できているかどうかが重要です。決まればバチっと入りますね。このデスクはとても集中できますよ。やっぱり好きなものに囲まれているのでアイデアも浮かびやすいですよね」

MARCO

クリエイティブレーベル「MNSKWS」、カフェ&バー「ALL GREEN island / alley」ディレクター。自身もライダーとしての経験を持ちながら、BMXライダーを追ったドキュメンタリー映画『LIFE IS SNAP』を発表し話題となっている。

Instagram:@_m_a_r_c_o

Daichiの正確なハサミさばきも、MARCOのクリエイティブワークも、ベースにあるのは「静」の集中力。彼らの腕にあるG-SHOCKは、そんな静かな時間を邪魔することなく、プロの仕事をしっかりと支えている。

「動」の時間

頭で考えるだけでなく、とにかく身体を動かす。汗や衝撃の中から最高のパフォーマンスが生まれる。

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ストリートを軽快に駆け抜ける、ニューヨーク生まれ葛飾育ちのスケーター・嘉悦礼音(カエツ・レオン)。「生きている時間を大切に使いたい」という彼の言葉通り、少しでも時間があればボードに乗って技を磨いている。

「自分の目標に向かっていくステップがあり、それを育む時間を大切にしています。スケボーをする時間、家で作品を作る時間、それらをするために仕事をする時間。本当に時間を無駄にしたくないと思っています。もちろん仲間たちと会う時間も大切です。生きている時間を大切に使いたいですね」

当然、転倒のリスクはつきものだ。だから彼が腕に選ぶのは、どんな衝撃にもびくともしないG-SHOCK。少年時代に「初めて自分で選んだ時計」がG-SHOCKだったという、彼のパフォーマンスを止めないための信頼の証だ。

「おじいちゃんと軽井沢にいる時に、急に時計を買ってやるって言い出してお店に入ったんです。その時に選んだのがG-SHOCKでしたね。オールブラックのモデルでした。G-SHOCKのことは小学生の頃から知っていたのでそれで選んだんだと思います。今日着けた『DW-5000R』は小さめで着けていても気にならないのが良いですね。初号機ってことはレトロな感じなのかと思ったんですが、古さは全然感じないですね。なんならちょっと新しい感じがします」

Leon Kaetsu

ニューヨーク生まれ葛飾育ちの嘉悦礼音(カエツ・レオン)。Z-FLEXスケートボードのチームライダーであり、アート集団「栄福プロダクション」としても活動。

Instagram:@leonkaetzu.___

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スタジオの鏡の前で音楽に身体を預けるのは、モデルとして活動しながら、ダンス、フリーダイビング、トレッキングなど様々なアクティビティーを探求する杉村友規さん。彼女にとってダンスは「自身の内面をリセットする」ためのスイッチだ。

「ダンスは私の中でモチベーションを上げる一つの時間になっています。一人でスタジオに入ることが多いのでとても集中できるし、自分自身のリセットボタンを押せるような感じがしますね。

坐禅を組んで瞑想したりもするんですが、ダンスも感覚的にはちょっと似ていると思っています。ダンスしている間、耳で音をキャッチしていると感情的には無になっていくというか、動きに集中して没入していく感覚です」

流れる汗も激しい動きも、彼女にとっては日常。タフで防水のG-SHOCKは、そんな彼女にとって時間を知るだけの道具ではなく、一緒に汗を流せる最高のパートナーだ。

「私は海でフリーダイビングをするときもG-SHOCKを着けているんですよ。“そろそろ1分40秒だな”とか時間を測っているので、私には無くてはならない存在ですね」

杉村友規

モデルとして活動する傍ら、ダンス、フリーダイビング、トレッキング、瞑想など、自身の感覚をリセットするためのアクティビティーを日々探求している。東京、山梨、沖縄の三拠点生活を経て、現在は東京在住。

Instagram:@yuk1nco

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スケートパークとハンバーガーショップが一体になった「BASHI BURGER CHANCE」。この場所には、BMXとともに育ったオーナー・BASHIの物語が詰まっている。走り続けた日々の延長に仲間が集まり、カルチャーが交わる場所ができた。そんな彼の日常には、変わらぬ“熱”が宿っている。

「僕は寂しがり屋なんで、みんなでワイワイしたくてBBCのスタッフみんなで10周年のパーティーも企画したんですよ。大阪や沖縄など全国から友達が来てくれてテンションが上がって怪我しちゃいましたけど(笑)。

年齢的にBMXにストイックに乗れなくなってきましたが、やっぱりBMX乗ってるときは集中してますね。怪我したくないですし(笑)。もちろんハンバーガーを焼いてるときもがっつり集中してます!」

「思いっきり楽しんでます!」という言葉の裏には、ストイックな練習の日々がある。G-SHOCKを「同い年の『間違いない』存在」と呼ぶ彼にとって、それはストリートを共に走ってきた相棒のような存在なのだろう。

「僕は83年生まれでG-SHOCKと同い年なんですよ。G-SHOCKは小さい頃から気がついたら腕につけていましたね。BMXに乗っていても、ハンバーガーを焼いていても、いい意味でガサツに扱えるというか、気を遣わなくていい感じがカッコいいと思うし好きなところです。包丁があたっても、チャリでこけても大丈夫。ほんとにタフですよね。こいつは安心感がありますよ。こういうカルチャーには一番向いてるんじゃないですかね。間違いないです」

BASHI

BMXライダーでありながら、埼玉県川口市にスケートパーク兼ハンバーガーショップという異色の組み合わせのショップ「BASHI BURGER CHANCE」を運営。大会やスクール、若手育成なども精力的に行なってきたシーンの重要人物。ハンバーガーのみのショップは池袋にもあるのでそちらもぜひチェックを。

Instagram:@bashi_burger_chance
公式サイト:https://www.bashiburgerchance.com/

Leon Kaetsu、杉村友規、BASHI。彼らの「動」の時間は、エネルギーに満ちあふれている。G-SHOCK「DW-5000R」は、その衝撃や汗を気にすることなく、彼らが最高のパフォーマンスを発揮するのをサポートする。それは頼れる「ギア」であり、彼らのスタイルの一部なのだ。

どちらの時間も、自分を作る

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静かな集中モードと、全開のアクションモード。一見、正反対に見えるこの二つの時間は、実はつながっている。

静かな時間に考え抜いたことが、アクションとして形になる。身体を動かしてスッキリした頭で、また新しいアイデアが生まれる。この「静」と「動」のサイクルこそが、彼らを彼ららしくしているのかもしれない。

そして、そのすべてのシーンで、G-SHOCK「DW-5000R」は彼らの腕にある。それはただの時計じゃない。彼らの大切な「静」と「動」の時間を見守り、共に進んでいく、最高の相棒だ。

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G-SHOCK「DW-5000R-1AJF」

1983年に発売したG-SHOCKの初号機「DW-5000C」を復刻。ベゼルの文字が入る部分をフラットにした仕様や、バンドの長さと形状、くぼみの位置などを忠実に再現している。G-SHOCKのブランドカラーである赤色と、防水性を意味する水色、耐衝撃性を示す黄色を用いたカラーリングや、堅牢性を表現した“レンガパターン”も特徴。(価格:3万3000円)

公式サイト:G-SHOCK「DW-5000R」

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Beyond magazine 編集部

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