外でぼーっとするのが気持ちよくて、ぼーっとしております。コーヒー買って芝生の上で、もってきたお土産にいただいたチョコレート片手に眠りについてしまいそうです。春ってハルウララとかいうだけあって、ほんとに眠いずーっと眠たくて居眠り星人になりそうです。
でもやっぱり春とはいえ24時間が経つと1日がすぎてしまうので、やることもやらなきゃいけないし1日3食おやつ付き食べるし、ハルウララスヤスヤとか言ってる場合じゃあない。
このあたたかで気持ちの良い季節にみなさまにご紹介したいぴったりの店がありますのです。
代々木公園でピクニックする時の楽しみって、代々木公園の近くにあるたっくさんの素晴らしく美味しく美しいお店の中から店内で食べてデザートをまた別でテイクアウトして食べるのか、はたまたどちらもテイクアウトするのか、はたまた飲み物だけを携えていくのか、どう転んでも素晴らしい日になることは間違いないです。
そんなたくさんある大好きなお店の中から今日は、代々木上原にあるLa Pita de Maison Cinquantecinq さんをご紹介させてください。

代々木上原駅を降りて、ビオセボンを正面にして右に曲がったらすぐに現れます。ビオセボンについても無限に話せてしまうのですが、今日はピタパンについてお話ししたいことがありすぎるのでピタパン一筋でいかせていただきます。
そう、右に曲がったらすぐに現れるのがLa Pita de Maison Cinquantecinqさんです。お店の外観が地中海にいるようで(行ったことないけど)すぐにわかります、爽やか!

肝心の本日のお目当ては、ピクニック最適のピタパンです! ピタパンは、全部日本語訳するとしたら「ぱんぱん」です。ヘブライ語でピタがパンという意味なんですって。とかはおいといて、ピタパンは高温のオーブンで一気に焼き上げることで真ん中に空洞が開いていて、その空洞に具材を詰めているサンドイッチのようなパンです。英語圏ではポケットブレッド呼ばれたりもするみたい、どうでしょうピクニックにピッタリな感じがしませんか?


La Pita de Maison Cinquantecinqさんのピタサンドは何種類もあって、今回私は「アジア風鴨コンフィ」にしました。どれも魅力的で、ファラフェルサンド、目玉焼きとツナのニース風も、ニューオリンズフライドチキンも全部美味しそうで(美味しい)ファラフェルとニューオリンズフライドチキンは食べたことがあったので、迷いに迷った末、鴨コンフィに。

悩んでいる最中スタッフの方が親身になって好みを探ってくださり、お店の人気ピタ情報(1番人気はファラフェルで、女性人気が高いのはサラダくらい野菜がたっぷり入ったツナと目玉焼き)を教えてくださったり相談に乗ってくださいました。おしゃれでカジュアルで居心地のいい本当に素晴らしいお店です。
鴨コンフィ、もともと期間限定で作られていた具材なのですが、定番化したのですって! スタッフの方々に人気らしく、食べてみたら理由がわかりました……。ものすごく癖になって、今すぐにでも、いつでも食べたいお腹の準備が整ってます。

そして、ピタパンは2種類あります。一つはコンビニエンスストア髙橋さんによる特注の天然酵母でつくるカンパーニュピタ。もう一つは伝説のPita the greatのふかふかのプレーンピタです。お店の中にはイスラエル人のおじいさまが作っているピタパンが届けられホヤホヤの状態であってワクワクしました。麻布とここでしか食べられないあのPita the great!
今回私は鴨コンフィ×伝説のPita the greatの組み合わせにすることに。サイズはフルサイズかジュニアサイズで選べるので、少食の方もたくさん食べたい方も楽しんでいただけますので、お腹の調子が違う人たちでも楽しめるのが嬉しいポイントでもあります。
以前カンパーニュピタをいただいたのですがこちらもまた薄めのもっちもちふわふわの生地でフォカッチャに近いような味わいでした。どちらもすごくおすすめです。お好みでぜひ。

Tシャツやスカーフのグッズも可愛くて、つい注文したお品物を待ってる間に買ってしまいました……。かわいくてつい……。

マイピタをゲットしたわたくしは、いざ代々木公園へ!
ピタを片手に、買ったスカーフを頭に巻き、日差しはあたたかく、あまりにもパーフェクトな状態に。公園に着くまでの間食べたくてピクニックしたくて興奮状態でした! 片手に持ってるのがマックの袋だったら多分ポテト歩きながらつまんでた。歩き食いって歩き食いでしか得られないなにかがあるからすごい好きなんです。でも今回ばかりは、気合の入ったピクニックだし、マックじゃないし、ピタパンだし、一旦ステイ。


ようやくマイピタを食べる時間がやってまいりました。周りのピクニッカーたちと若干距離をとりつつ、木陰も近くて太陽も当たる最高のピクニックスポットを確保して、いざ、やっと! いただきます!!
可愛らしい紙袋から、ディルやフムスや鴨やトマト、ケールにポテトそしてザアタル(ラピタさんのオリジナルスパイス)の香りを持ち合わせた鮮やかで美しいピタを出し、上に乗ってるライムをかけて、口当たりの良いフムスとタヒニのコクと香ばしさ(おそらくタヒニと思われる味でした笑)、ディルの風味トマトの酸味、あと、何かはわからなかったけれど確かに存在していた優しい甘み(なんの甘みだったのだろう)、それに負けじとピタパンの塩気と小麦の甘みと香り、オリーブオイルの香りがふわっと広がりもちもちで豊かなピタが合わさって口の中がサラダボウルに。


中にゆっくりじっっくり煮込まれたあろうやわらかでジューシーな鴨、そしてカリカリにローストされたホクホクのポテトそしてザアタル、食べ進めていけば行くほどどんどん新しい登場人物が増えて、このピタサンドの隙のなさ、チームワークの良さは無敵状態と思います。

どんな敵が来ても負けないチームワーク。かなり味わって食べたのですが、複雑な味付けで何が何を助け合ってるのかわからないくらい奥行きのある味でした。平たい言葉で言うならハーブの香りとしょっぱ甘いの中にさまざまな食感のお肉と野菜が入っているすごく美味しいピタ。です笑
完敗です。最高のコンビネーションでした。

何度でも、いつでも食べたい体も五感も踊らせる最高のピタをぜひみなさまも食べてみてください。私は、店舗でディナーをすることと大人数でピクニックBOXをテイクアウトをすることが目下の目標です。この気持ちの良い気候をともに、様々な気持ちで謳歌いたしましょう!

La Pita de Maison Cinquantecinqさん、ごちそうさまでした!

La Pita de Maison Cinquantecinq
住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原3丁目5-1
電話:03-5454-5631
営業時間:11:30〜15:30(L.O. 15:00)、17:00〜22:00(L.O. 料理21:00 ドリンク21:30)
定休日:水曜日
Instagram:@lapita_de_maisoncinquantecinq