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石井和美の家電やりすぎ比較レビュー<冷蔵庫>

第4位:さりげない使いやすさが魅力 パナソニック「NR-F608WPX」

author: 石井和美date: 2022/12/19

最新の大容量冷蔵庫は、省エネ性能が非常に高く、生鮮食品などの傷みやすい食品も長持ちするものが多い。今回は代表的な4社から、幅68.5cmで600L超えのフラッグシップモデルを比較。主に冷蔵室、野菜室、チルドルームなどで実際に食品を保存し、その状態と使いやすさや、お手入れのしやすさをプロ家電レビュアーの石井和美さんがチェック。フラッグシップモデルはユニークで便利な機能が充実しているので、独自機能にも注目してほしい。

・「冷蔵室の鮮度保持」では、キャベツときゅうり、ハムのサラダをラップなしで「中」の温度帯で3日保存し、状態をチェック。

・「野菜室の鮮度保持」では、上段にパプリカ、しいたけ、きゅうり、下段にほうれん草を入れ、途中で何回か扉を開けながら1週間置き、鮮度をチェック。

・「チルドルームの鮮度保持」では、各モデルに搭載されている特徴的な保冷機能を使用し、豚の挽肉を3日間保存し、変色などの状態をチェック。

・「使いやすさ」では、デッドスペースになりやすい上段の使いやすさを中心に、特徴的な工夫があるものに加点。

・「お手入れ」では、操作のしやすさ、掃除のしやすさに注目。特に汚れやすい箇所などを中心に、工夫があるかどうかをチェック。

・「独自機能」では、他にはない便利な機能へフォーカス。先進性なども含めて評価し、実用性が高いものはより高評価とする。

「はやうま冷凍」や「ストックマネージャー」など、機能が豊富

Brand パナソニック
Item  NR-F608WPX 
price 約36万円(オープン価格)

spec
本体サイズ(約):幅685×奥行745×高さ1828mm
質量(約):116kg
年間消費電力量:252kWh/年
定格内容積:600L

「パナソニック NR-F608WPX」の特徴

最大氷結晶生成帯を30分以内に通過しすばやく冷凍できる業務用レベルの急速冷凍「はやうま冷凍」を搭載。肉や魚の解凍後のドリップを抑え、ジューシーでやわらかさを保った冷凍保存ができる。前モデルから引き続き搭載されている「微凍結パーシャル」も人気だ。肉や魚が凍り始めるギリギリの約-3℃で、食品の表面からすばやく微凍結の層をつくれる。

また、ユニークな「ストックマネージャー」も搭載。管理したい食品を「キッチンポケット」アプリに登録し、重量検知プレートに載せれば、IoT機能により残量の変動が自動で更新される。外出先からも確認可能で、家族それぞれのスマホで情報をシェアできるため、ダブり買いも軽減できる。

CHECK!「冷蔵室の鮮度保持」

きゅうりの断面が乾燥して少し白っぽくなっていた。また、表面のキャベツやレタスも乾燥して縮んでおり、ハムも若干の変色があった。

CHECK!「野菜室の鮮度保持」

上段の野菜(パプリカ、椎茸、きゅうり)では、特に椎茸がカラカラの状態に。下段のほうれん草は葉の部分がしんなりとしている。

CHECK!「チルドルームの鮮度保持」

「パーシャル(強)」で豚の挽肉を保存。ところどころでうっすらと挽肉の表面に変色が見られた。カチカチではないが、半分凍った状態になる。

CHECK!「使いやすさ」

コンプレッサーが上部にあるため、冷蔵室の上段は奥側が使えないが、デッドスペースになりがちなので問題なし。その代わり、下段引き出し(野菜室・冷凍室)は奥行が広くたっぷり使える。

CHECK!「お手入れ」

液ダレしても下までこぼれないドアポケットを採用している。庫内が汚れにくく、サッとはずして洗えるので、汚れやすいドアポケットのお手入れもカンタンだ。

CHECK!「独自機能」

管理したい食品を「キッチンポケット」アプリに登録し、重量検知プレートに載せれば、IoT機能により残量の変動が自動で更新。外出先からも確認できる。慣れるのに少々時間がかかるが、使いこなせるようになると便利。

小柄な人でも使いやすい構造
野菜室は奥まで見やすく取り出しやすい

パナソニックの冷蔵庫は、さりげない使いやすさがポイント。冷蔵室の棚やドアポケットが低めの位置にあるので、重いペットボトルなどもラクな姿勢で取り出せる。一番上の棚は奥まで使用できないが、背が低めだと最上段の奥は手が届かないことが多く、デッドスペースになりやすい。そこにコンプレッサーを置くことで、冷蔵庫の一番下にある野菜室がたっぷり入る仕様だ。

「使いやすい」と実感できるのは、ユーザーの目線で声を反映し、しっかり作られているからだろう。特に私のような主婦から使い勝手の点で高い評価を得ているというのも、納得の結果だ。

鮮度保持については、比較的乾燥するタイプだった。作り置きなどを保存するのであれば特に問題ないが、基本的にはラップなどをして保湿対策は行ったほうがよさそうだ。

お弁当や作り置きの食材を大風量の「集中シャワー冷却」とアルミプレートによりすばやく冷凍する「はやうま冷凍」も、扉にクイック操作ボタンが搭載されたことによって、使いやすくなった。

重量検知プレートも、卵や納豆、牛乳などを置いておくと残量がわかるので便利だ。リセットなどが少々面倒だが、使いこなすともう一台欲しくなる(別売りで購入可能)。Wi-Fiに接続などの手間はあるものの、未来の便利な冷蔵庫につながる技術なので、ぜひ続けてほしい。

デザインは高級感があり、スタイリッシュで無駄がない。そのため、どんな場所にも馴染むのでデザイン性にこだわりのある方もチェックしてほしい。

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家電プロレビュアー
石井和美

家電をレビューするため「家電ラボ」を開設、小物家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っている。製品レビューや家電についての解説はWEB、雑誌、ラジオ、テレビなどで発信している。ライター、家電コメンテーター、家電コンサルタント。
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