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石井和美の家電やりすぎ比較レビュー<炊飯ジャー>

第4位:蒸気カットと新米にも対応した“外硬内軟”が魅力の日立「ふっくら御膳」

author: 石井和美date: 2022/09/26

10万円を超える高級炊飯ジャーが売れている。各メーカーもフラッグシップモデルに力を入れており、それぞれ独自の方式で、最高においしいごはんを味わえるようになっている。今回は代表的な6社の高級炊飯ジャーを比較。炊きたてのごはんや玄米ごはん、冷凍ごはんなどを家電プロレビュアーの石井和美さんが試した。また、毎日使うものなので操作性や手入れのしやすさなども評価。食感などは好みが分かれるところなので、特徴をぜひ参考にしていただきたい。

「炊きたて」ではコシヒカリを通常モードで3合炊飯。炊きたてを試食する。

「保温」では、16時間保温したごはんをチェック。色や香りなどの変化を評価する。

「玄米」では、3合炊飯。玄米の炊きたてを試食する。玄米専用モードがある場合は専用モードを使う。

「冷凍ごはん」では、冷凍した200gのごはんを温めて試食する。

「操作性・お手入れ」では、操作のしやすさ、お手入れのしやすさをチェックする。

「独自機能」では、ほかにはない便利な機能をチェック。実用性が高いものは高評価。

蒸気カットで置き場所を選ばず

Brand 日立
Item  ふっくら御膳 RZ-W100FM
price  8万7770円

spec
本体サイズ : (約)幅248 x 奥行302 x 高さ234mm
質量 : (約)6kg
最大消費電力 : 1400W
加熱方式 : 電磁誘導加熱方式、圧力、スチーム

日立「ふっくら御膳 RZ-W100FM」の特徴

「極上新米」コースは、八代目儀兵衛の職人の技を取り入れ、圧力加熱のかけ方を工夫して火力を変えるとともに、浸しやスチーム蒸らしの時間を調整。水加減に戸惑う声がある新米も、いつもの水加減で新米のもつハリやツヤを生かしながら「外硬内軟」に炊き上げる。また、ごはんをしっとり保つ「スチーム保温」のスチーム放出時間が長くなった。「スチーム保温」は、炊飯中に発生する蒸気を「給水レス オートスチーマー」にため、保温時にスチームにして送り込む。側面ヒーターとふたヒーターの出力をコントロールすることにより「給水レス オートスチーマー」にたまる水分量を増やし、保温時にスチームにして送り込む時間を長くすることで、ごはんをしっとり保つことができる。今回テストする6社のうち、唯一の蒸気カットモデルで蒸気を出さない。

CHECK!「炊きたて」

「外硬内軟」という通り、粒立ちがとてもよく、少しかためでしっかりとしている。歯ごたえを感じるものの、粘りが抑えめで食べやすい。

CHECK!「保温ごはん」

長時間保温しているのにもかかわらず、変色等はない。少しダマのようになっており、炊き立てにはかなわないが、長時間保温したとは思えない。

CHECK!「玄米」

玄米極上コースで炊飯。他社と比較するとカニ穴が少ない。粒立ちがよく、しっかりした食感。もう少しみずみずしさが欲しいところ。

CHECK!「冷凍ごはん」

炊き立てと比較してしまうと少しボソッとした感じあり。ただ、ツヤ感はそのまま、もちもちした弾力もあり、つぶれた感じはない。

CHECK!「操作性、お手入れ」

文字がずらりと並ぶところでは文字が細く、小さいので見にくいところも。

内釜の重さは実測値で811g。金属製で軽く、洗いやすい。蒸気口のお手入れは必要ないが、フタが二重構造になっているので外して洗う必要がある。

CHECK!「独自機能」

蒸気カットはやはり便利。場所を選ぶことなく、棚の中段に置けるのは嬉しい。スチーム式を採用しているものの、水の補給などの手間がない。

かためで粒立ちがよく、しっかりしたかみ応え
内釜が軽く、蒸気カットなど使い勝手もよい

浸しの工程で水温に合わせて時間を調整するなど、こちらが操作しなくても自動で最適な制御で仕上げてくれる。そのため、しっかりした粒立ちで、かみ応えがある。少しかためのごはんがお好みの方にぴったりだ。圧力&スチームで、ツヤやハリも感じることができ、一粒一粒が立っているので、おにぎりにしても美味しい。

今回試した中では唯一の蒸気カットモデルで、置き場所を選ばないのは便利だった。また、内釜も軽いので、ごはんをといだり、内釜を持ち運んだりするのがラク。毎日ごはんを炊いても準備や後片付けが苦にならない。金属製なので割れることがなく、カーボンフッ素は6年保証なので、安心して使える。

ただ、気になったのは内ふただ。加熱時は内ぶたに蒸気を水分にしてためて、蒸らし時にふたヒーターで加熱してスチームを発生させる仕組みだが、ここに水が残る。内釜のお手入れをするために外してふたを閉めると、内ぶたの給水レスオートスチーマーから水が落ち、底のセンサーまわりが少し濡れることがあった。先に給水レスオートスチーマーを外しておいても、フタ部分に残る水が落ちることもある。底部分はセンサー部分となっており、あまり濡らしたくない場所なので、水が落ちないような仕組みにしてほしい。炊きたてのごはんはとても美味しく、全体的にお手入れする部品は少なくカンタンで満足度は高いが、個人的にはそこが気になってしまった。


author

家電プロレビュアー
石井和美

家電をレビューするため「家電ラボ」を開設、小物家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っている。製品レビューや家電についての解説はWEB、雑誌、ラジオ、テレビなどで発信している。ライター、家電コメンテーター、家電コンサルタント。
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