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石井和美の家電やりすぎ比較レビュー<炊飯ジャー>

第2位:しゃっきりした食感が魅力の三菱電機「本炭釜 紬」

author: 石井和美date: 2022/09/15

10万円を超える高級炊飯ジャーが売れている。各メーカーもフラッグシップモデルに力を入れており、それぞれ独自の方式で、最高においしいごはんを味わえるようになっている。今回は代表的な6社の高級炊飯ジャーを比較。炊きたてのごはんや玄米ごはん、冷凍ごはんなどを家電プロレビュアーの石井和美さんが試した。また、毎日使うものなので操作性や手入れのしやすさなども評価。食感などは好みが分かれるところなので、特徴をぜひ参考にしていただきたい。

「炊きたて」ではコシヒカリを通常モードで3合炊飯。炊きたてを試食する。

「保温」では、16時間保温したごはんをチェック。色や香りなどの変化を評価する。

「玄米」では、3合炊飯。玄米の炊きたてを試食する。玄米専用モードがある場合は専用モードを使う。

「冷凍ごはん」では、冷凍した200gのごはんを温めて試食する。

「操作性・お手入れ」では、操作のしやすさ、お手入れのしやすさをチェックする。

「独自機能」では、ほかにはない便利な機能をチェック。実用性が高いものは高評価。

従来モデルと比較し、さらに甘みと粘りが大幅にアップした最新モデル

Brand 三菱電機
Item 本炭釜 紬 NJ-BWD10
price オープン価格(税込み12万1000円)

spec
本体サイズ : (約)幅261 x 奥行314 x 高さ257mm
質量 : (約)5.8kg
最大消費電力 : 1400W
加熱方式 : 電磁誘導加熱方式

三菱電機「本炭釜 紬 NJ-BWD10」の特徴

内釜に、純度99.9%の炭素材料を使用した「本炭釜」を採用。内釜全体が一気に発熱し、炭ならではの遠赤効果も加わり、お米にしっかり火が通る。また、急速沸騰時のふきこぼれを抑制する独自構造、新「段付き内釜」を搭載した。大火力をキープする「連続沸騰」を実現しており、さらに独自の、新「八重全面加熱」により、全方向から内釜を包み込んで炊きムラを抑え、甘いごはんに仕上げられる。「銘柄芳潤炊き」モードでは、銘柄ごとの個性を引き出す。「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」、「ササニシキ」など、全国50銘柄を選択できる。他にも、好みに合わせて食感も9通りの中から炊き分けが可能だ。

CHECK!「炊きたて」

ごはん一粒一粒がスッと立っており、しゃっきりしたごはん。圧力をあえてかけず、お米が持っている味や香りをしっかり出すので、お米によって出来上がりが左右される。そのため、お米の状態によってはいまひとつに感じることも。炊き上がりを調整したいときには、「炊分け名人」という機能があるので、少し「もちもち×やわらか」方向に設定して炊くとおいしく調整できる。

CHECK!「保温ごはん」

少しだけパサついている印象だが、ごはん同士がくっついていない。黄ばみなどはなく、炊きたてのしゃっきりした状態を維持している。

CHECK!「玄米」

炊飯時間は玄米芳潤モードで95分。今回のテストで唯一最高得点「5」を獲得した。かたさやえぐみがなく、玄米の香りを楽しむことができ、さらにもっちりした食感も楽しめる。あまりの美味しさに驚いた。

CHECK!「冷凍ごはん」

粘りが少ない炊きあがりのためか、粒立ちがよく一粒一粒の輪郭を感じとれた。炊きたてと比較すると少し硬さと香りが気になるものの、長時間保温したとは思えない。

CHECK!「操作性、お手入れ」

少し文字が小さい部分があり、見にくいことがある。ただ、音声でモードや状況を丁寧に教えてくれるのも親切だ。

内釜の重さは実測値で1134gと少々重い。落とすと割れることもあるので注意が必要。目盛りが他社と比較すると一番見やすい。

CHECK!「独自機能」

うま早モードは、3合の炊飯が29分。少しだけかたく感じるものの、ふっくらしていて美味しい。急いでいてもこの速さでこれだけの味を楽しめるなら十分。他社にはないオリジナル機能が欲しいところ。

本炭釜でしゃっきりごはん
玄米ごはんはもちもちでダントツの美味しさ

今回、テストした炊飯器では唯一圧力をかけていない炊飯器なので玄米の炊飯は一番期待していなかったが、反対に玄米ごはんが最高の炊き上がりだった。かたさやえぐみがなく、他社であったようなプチプチとした食感もなかった。しっかりとお米の香りを楽しむことができ、弾力がある。

玄米ごはんに挑戦してみたいものの、食感が苦手という方にぜひおためしいただきたい。炊飯の時間は少し長いものの、前の晩から浸けておくといった手間もなく、これだけ美味しく炊けるのであれば満足度は高い。

白米の炊き上がりは粒立ちがよく、しゃっきりとして硬めに炊き上がる。圧力方式で炊いたような粘りの強さ、もちもち感はない。お米の特徴をしっかりと引き出すので、特に鮮度のよい新米は、より美味しく炊くことができる。どれも一定の甘みや粘りを引き出す圧力タイプとは異なり、鮮度が低く、出来がいまひとつのお米はそれなりの味となる。そのため、お米の個性を楽しみたいという方にぴったりな炊飯器といえる。

内釜の水位線が見やすく、操作メニューもわかりやすい。特に音声による案内はとても助かる。丁寧なので設定を耳でも確認でき、迷わず操作も。ただ、内釜は本炭釜なので少々重い。また、落とすと割れる可能性があるので、我が家のように毎日2回炊くような家庭では少々不安も残る。

今期の炊飯器は四角いフォルムが多いが、同製品は丸みがあって個性的。高級感があるのでぜひ実物を見てほしい。


author

家電プロレビュアー
石井和美

家電をレビューするため「家電ラボ」を開設、小物家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っている。製品レビューや家電についての解説はWEB、雑誌、ラジオ、テレビなどで発信している。ライター、家電コメンテーター、家電コンサルタント。
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