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僕らを超えたキッチンツール

それは、ピッチャーとキャッチャー!“エモい”グリルパンの秘密。

author: 藤原 奈津子date: 2021/08/10

おしゃれな時計にいい自動車、それからグルメ。僕らのセンスは上昇中。きっと、次なる世界が僕らが上がる最後の大人センスの階段、それはキッチンツールの世界! 驚くほどパリッとした質感とジューシーな食感を生む“どストライク“なグリルパンって、つい欲しくなりませんか?

桁違いのイイね! を生み出す、あのシマシマな焼き目。今や料理は、美味しいだけではなく、ビジュアライズ必須。グリルパンは、 “映え”と言う新しい美味しさをデザインするキッチンツール。そして、その根底にある“グリルパン”調理の真実から、プロダクトのアプローチデザインを感じることができます。

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マイヤーは、世界中のフーディーズ、ミシュラン3つ星シェフ達からも信頼を得ているキッチンツールブランドです。マイヤー「スクエアグリルパン 24cm」は、グリルプレス付き、そしてアイコニックなスクエアボディが特徴。料理業界でも愛用者が多い、言わば、メジャーリーグ級のグリルパンです。

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あの「いかにも最高!」な気持ちにさせてくれる……ストライプな焼き目“グリルマーク”をつけるグリルパン。しかしグリルは、単に食材にグリルマークをつける料理ではありません。表面のパリパリと、中のジューシーさ。一つの食材の中に、相反する2つの食感をもたらす卓越した調理法です。

この調理法を叶えるグリルパンにおける真の立役者は、実はフライパン本体ではなく、「グリルプレス」と呼ばれる押し蓋であることをご存知でしょうか?グリルパンでの料理は、まるで野球のように感じます。ピッチャー/凹凸付きグリルパンが投げた、食材の美味しさのポテンシャルである香り・旨味・水分を→キャッチャー/グリルプレスがしっかりキャッチ! ストライクを取り続ける循環型調理なのです。

グリルパンの凹凸構造は、焼き目をつけるのが目的ではなく、食材を浮かし焼きすることで、余分な脂や水分を抜き、味を締める役割があります。だから、グリルパンで焼くと、美味しさが濃く感じるのです。野球は、敏腕ピッチャーばかりが主役でしょうか?その豪速球を受け取るキャッチャーがいてはじめて、全力で投げ、試合を進めることができるのです。

まさに、しま(しま)ってこーぜ! もはや、グリルプレスのないグリルパンは、ひとりピッチング状態。どんなにいいピッチャー(グリルパン)であっても、ストライク……ナイスストライプには至らないのです。

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マイヤーの「スクエアグリルパン 24cm」は、しっかりとした重みがあるガラスタイプのかっこいいグリルプレス付き。「使う人のことを一番に考えた物作り」のフィロソフィーは、そんなセット内容から感じることができます。ストライプな焼き目さえつけばいい……を超えて。僕らに、ビジュアライズな料理を超えたアプローチデザイン体験をもたらすプロダクトです。

フライパン本体の設計は、幅 x 奥行き24cmスクエア型。面が広いので、パニーニなども一度に並べ焼きがOK。さらに、深さが5cmある普通のフライパン同様に様々な料理に便利。セットの蓋を使えば、炊飯や煮込み料理も可能。フライパンとしても、実にスタイリッシュなデザインで使い勝手が良いです。

1951年マイヤーブランドは香港にて誕生し、現在の拠点はアメリカ。アメリカではシェア第1位*を誇るキッチンツールメーカーです。世界をリードし、日常をつくるマイヤーのキッチンツールは、シンプルなプロダクトデザインの中に、エモーショナルなアイデアが溢れています。

“考える人”ジェイソンクイン率いる「マイヤー ジャパン」のフィロソフィーは、DESIGN FOR DAILY LIFEの体現。自ら、日本のフード、カルチャー、ライフスタイルにふれ、キッチンに立ち、どんなキッチンツールが使う人のためになるかを考えています。“出しっぱ”を意識したプロダクトデザインは、インテリア感覚。選ぶ人のセンスを刺激します。「マイヤー」のグリルパンは、料理を通じてライフスタイルアップの可能性を教えてくれます。まだ見ぬ僕らの日常をつくるきっかけとなるツールなのです。

*2019年NPD調べ アルミニウム硬質アルマイト加工調理器具カテゴリー

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禅に通じるが如く、思想は内省によりセンスとなると感じます。キッチンツールは、性別に関わらず誰もが手にするプロダクト分野です。日々と向い合い、自分なりに求めるモノを、心踊りながら選び使うことで、そのセンスをモノにできます。そこには、巷の流行り廃りではなく、真摯なものづくりに対する目利きを鍛えるチャンスがあります。



マイヤー「スクエアグリルパン 24cm」

1万6500円
ガラス蓋、グリルプレス付き
サイズ:全長380 x 奥行260 x つまみ高さ130 x 胴体高さ55 x 取っ手高さ72 mm
内底面直径:200 x 200 mm
内面深さ:50 mm
重量 (蓋なし):1380g
重量 (蓋あり):2060 g
素材:ステンレス鋼 + ふっ素樹脂加工 (PFOA フリー)
IH/ガス対応

https://meyer.co.jp/

取材協力:マイヤージャパン

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栄養士/クリエイティブディレクター
藤原 奈津子

秋田県出身。6種のクリエイティブ職種で第一線活躍し続ける新型フリーランス“ダヴィンチworker”として注⽬される。“ものづくり”の先をデザインする独自の「アプローチデザイン思考法」を軸に、クリエイティブディレクター/コピーライターとして、雑誌広告などで広告賞も受賞。料理研究家として、雑誌、広告、CM、TV、レシピ開発など実績多数。PR広報/ブランディングプランナーとして「もち麦」のブーム構築など、担当ブランドは続々ヒット。しかも、キッチンツール萌えと独自解釈が高じ、おもしろ過ぎるキッチンツールマイスターとして通販番組に出演し完売を連発中。
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