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スマホの背面は光ることに意味がある

未来のスマホはクールに光る! 動画編集もできる折りたたみスマホが登場か

author: 山根 康宏date: 2021/11/21

毎月のように新製品が登場するスマートフォン。最近はカメラ性能の進化が止まらず、シャオミやサムスンが1億画素を超えるカメラを搭載する一方、アップルはiPhone 13でボケ動画が撮れるシネマティックモードを実装した。今のスマートフォンは高性能デジカメ化が進んでおり、新製品発表会でもカメラ性能を真っ先にアピールする例が目立っている。

だが、Nubiaが2021年9月に発表した「REDMAGIC 6s PRO」は、そんな今のスマートフォンの進化とはまったく異なる道を突き進もうとしている。「REDMAGIC 6s PRO」はゲーミングスマートフォンと呼ばれるカテゴリの製品であり、ターゲットユーザーはモバイルゲーマーだ。

Nubia「REDMAGIC 6s PRO」

ゲームと聞くと、任天堂やソニーのゲーム機を思い浮かべる人が多いだろう。しかし『フォートナイト』に代表される高性能なバトルゲームを本格的にプレイするならハイスペックなゲーミングPCを使う方が有利だ。

CPUの速さだけではなく画面の書き換え速度、出力できる画面サイズなど、ゲーミングPCはコストを考えずハードウェアに投資すれば投資しただけのリターン、すなわち快適なゲームプレイ環境を手にすることができる。

ゲーミングスマートフォンは、そんなゲーミングPCのスマートフォン版だ。「REDMAGIC 6s PRO」の主なスペックのなかで、ゲームプレイに関連するものを「iPhone 13 Pro Max」(カッコ内にスペックを表記)と比べてみよう。

画面サイズは6.8インチ(6.7インチ、ノッチがあるので表示エリアはさらに小さい)、画面の書き換え速度は165Hz(120Hz)、画面のタッチ反応速度は720Hz(非公式情報で120Hz)、本体側面にタッチセンサーのA、Bボタン搭載(なし)。

日本ではまだ名前の知られていない「Redmagic」というゲーミングスマートフォンの性能はiPhone 13 Pro Maxを超えているのだ。

ハイスペックなゲーミングスマホ。背面に特徴があることに気が付くだろうか

PCには当たり前のある機能を搭載

とはいえスペックが高いだけがスマートフォンの魅力ではない。「Red Magic 6s Pro」にはほかのスマートフォンにはない大きな特徴があるのだ。背面を見るとボディーは透明で、しかも本体の一部がRGBのLEDライトでゲームに合わせて点滅する。

さらには耳を澄ませると、そのライト部分から回転音が聞こえることに気づく。「Red Magic 6s Pro」は本体を冷やすために空冷ファンを搭載しており、そのファンの部分が光る設計になっているのである。

内部でファンが回転し光るスマホは「REDMAGIC 6s PRO」以外にない

その様は派手というよりも近未来的イメージであり、数年先のスマートフォンを使っているかのようだ。SF映画の未来都市でヒーローがiPhoneを使っていたら、一気に現実の世界に戻されてしまうが、「REDMAGIC 6s PRO」が使われていれば、観客もフィクションの世界に引きずり込まれるだろう。

SF的な未来のイメージにあふれるボディーデザイン

世界で初めてスマートフォンに空冷ファンを搭載したのもNubiaで、2019年に発売した「Redmagic 3」が最初の製品となる。それ以降Nubiaは、ゲーミングスマートフォンの基本機能としてファン搭載を標準化しているのである。

その構造は背面の右側のスリットから空気を取り入れ、CPUを冷やしてから強制的に左側に排出するのだ。本体に穴があるので防水機能はなくなるが、こうでもしなければハイスペックなゲームを長時間プレイすることは難しい。そういえばゲーミングPCも派手に光り、巨大なファンを搭載するモデルばかりだ。ゲーミングスマートフォンは、ゲーミングPCと同じ進化の道を突き進んでいるのである。

「REDMAGIC 6s PRO」は冷却プレートも備え、ヘビーな作業を行っても熱暴走しない

「折りたたみゲーミングスマートフォン」という新しいジャンル

ひと昔前ならPCで動画編集をするならアップルのMacBookを使うのが常識だった。しかし、今では多くのビデオエディターやユーチューバーがゲーミングPCを使って動画編集を行っている。それほどまでにゲーミングPCのパフォーマンスはパワフルで強力なのだ。

そしてそれと同様に、いずれスマートフォンでも4Kや8Kの動画撮影が当たり前になれば、いちいちPCに動画データをコピーして編集するのではなく、そのままスマートフォン内で編集まで終わらせることが当たり前になるだろう。そんな時代が来るころには、動画編集のためにゲーミングスマートフォンを買うことが当たり前になっているかもしれない。

画面タッチ反応速度の高さも動画編集には有利だ

さてそうなれば、動画編集用に大きい画面も欲しくなる。すなわち折りたたみスマートフォンは、動画編集に最適な形状でもあるわけだ。ということは、いずれ折りたたみスマートフォンもハイスペックなゲームに対応することが求めらる。しかも大画面はゲームプレイにも向いている。つまり、「折りたたみゲーミングスマートフォン」という新しいジャンルの製品が数年後には誕生しているだろう。

折りたたみスマホがハイスペックになり、さらに「光るライト」が内蔵されるかもしれない

スマホの背面が光ることには意味がある

Nubiaがそんな製品を出せば、背面には複数の空冷ファンを搭載し、LEDライトはFacebookメッセンジャーでメッセージが届けば青色に光り、LINEのビデオ通話がかかってくれば緑色に点滅する、といった通知用にも利用されるだろう。スマートフォンの背面が光ることに意味はあるのだ。数年後には誰もが「昔のスマホは開かないし光らなかったな」なんて話しをしているかもしれない。


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携帯電話研究家
山根 康宏

香港在住。最新のIT・通信事情を取材するため世界各国の展示会・新製品発表会を1年中追いかけている。日本のメディアに海外事情の執筆記事多数。訪問先では現地取材と称し地元のキャリアや家電店を訪問し必ずスマートフォンを買い求める。最新のハイスペックモデルからジャンクなレトロ端末まで興味の幅は幅広く、時には蚤の市で20年前の携帯電話を買っては喜んでいる。1度買った端末は売却せず収集するコレクターでもあり、集めた携帯電話・スマートフォンの数は1700台を超える。YouTubeでは日本で手に入らないスマートフォンや香港情報を発信している。YouTubeチャンネルは「yamaneyasuhiro」。Twitter ID「hkyamane」、Facebook ID「hkyamane」。
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