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Review

「撮影が楽しい」という原体験を再現してくれるカメラフォン

OPPOとコダックがフィルムカメラの体験を最新スマホで再現

author: 山根 康宏date: 2021/11/08

スマートフォンのカメラが高性能になった今、昔のフィルムカメラを趣味で使う人が増えているという。スマートフォンでもデジタルカメラでも写真がきれいに写るのは当たり前。そんな時代だからこそ誕生したOPPO「Find X3 Pro Photography Edition」は、最新スペックのスマホに、アナログカメラのテイストを見事に融合させている。

撮影後に現像しプリントされるまで、どんな写真が出来上がるかわからないという昔のフィルムカメラには、デジタルな世界では味わえないアナログ的なワクワク感が得られる。しかも昔のカメラは精密機械であり、手に持ってみれば今の時代の製品では味わえない風味も感じ取れる。

そんなアナログなフィルムカメラをインテリアとして飾るカフェやレストランも最近は多い。レトロなカメラはもはやファッション製品にもなるのである。

OPPOが中国で発売した「Find X3 Pro Photography Edition」は、最高クラスのカメラを搭載するスマートフォンに、昔のアナログカメラのテイストを融合させた「イマドキ」の製品だ。しかし、本気で作り上げた本体仕上げを見ると、まるでスマートフォンが生まれる以前に生まれた数十年前の製品に見えてくる。

OPPO「Find X3 Pro Photography Edition」

「Find X3 Pro Photography Edition」は、日本でも販売されているOPPOの「Find X3 Pro」をベースにした製品だ。Find X3 Proは5000万画素の広角、超広角カメラ2つに加え、1300万画素の2倍望遠カメラ、そして300万画素の顕微鏡カメラを搭載。あらゆるシーンで最高の写真を撮影できるという、OPPO自慢のカメラフォンだ。単純な比較はできないとはいえ、このカメラ性能はiPhone 13よりも高い。

とはいえ、OPPOのカメラ性能はグローバルでもまだあまり注目されていない。そこでOPPOは100年以上の歴史を誇るコダックと提携し、アナログカメラを思い起こさせる本体仕上げの特別モデルを作り上げた。 そんな「Find X3 Pro Photography Edition」は、まるでカメラメーカーが作り上げたスマートフォンのようにも見える。

「Find X3 Pro Photography Edition」のカメラは他メーカーと比べても十分高性能

「Find X3 Pro Photography Edition」の本体は、ブラックのビーガンレザーで金属ボディーをくるんでいる。これはもちろん革張り風の昔のカメラ調の外観だ。

パッケージもフィルムケースを大きくしたようなレトロ感を高めたものにしている。ブラックケースに収納された限定品のヘッドフォンも付属。これを見るだけでも本気で作られた製品であることがわかるだろう。

「Find X3 Pro Photography Edition」のパッケージ

「Find X3 Pro Photography Edition」が手本としたのは、コダックが1938年に生産を開始したフィルムカメラ「Kodak 35」である。「Kodak 35」はアメリカで生産された135版フィルム(35mmフィルム)を使う最初のカメラで、この登場により人々は手軽にフィルムを交換できるようになった。その結果、誰もが手軽に写真を撮影するようになったのだ。

「Kodak 35」を初めて手にした人が感じた「写真撮影に対する楽しさや驚き」、それをOPPOは「Find X3 Pro Photography Edition」で再現しようとしているのである。

「Find X3 Pro Photography Edition」のカメラ内部構成は「精密機械」を感じさせる

OPPOは2004年に中国の総合AV家電メーカーである「歩歩高(BBK)」から、音響部門として独立。その後2008年に音楽再生に特化した携帯電話「A103」を発売すると500万台を販売するヒットモデルとなった。

2011年には、レオナルド・ディカプリオをイメージキャラクターに採用してスマートフォン市場に参入、その最初のスマートフォンの製品名は「Find(X903)」だった。その後はアジアのセルフィー人気を背景にカメラの技術も強化していったのだ。最新のフラッグシップモデルである「Find X3 Pro」は、OPPO最初のスマートフォンの流れを組む血統書付きと言えるモデルでもあるわけだ。

OPPO最初のスマートフォン「Find」

家電メーカーから出発したOPPOは今でもスマートフォンを1から作り上げている。今の時代、多くのメーカーはスマートフォンの設計だけを行い、製造は委託業者に任せている。アップルのiPhoneも製造元は中国やインドであり、アップルはスマートフォンの生産は行っていない。

それに対して、OPPOはスマートフォンの基板から自社で製造し、品質管理を含め製品コントロールを自ら行っている。OPPOの製品には日本メーカーと同じ「ものづくり」の精神が流れているのだ。

OPPOの生産工場。基板の組み立てから最終製品の品質管理まで自社で行っている

スマートフォンの歴史はまだ20年程度と短い。しかし、その歴史の前からOPPOは様々な製品を手掛ける製造メーカーなのだ。100年以上の歴史を誇るコダックとコラボレーションした「Find X3 Pro Photography Edition」を使った写真撮影は、他のスマートフォンでは味わえない楽しさを感じることができるだろう。

写真撮影が楽しいというカメラの原体験を再現してくれる

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携帯電話研究家
山根 康宏

香港在住。最新のIT・通信事情を取材するため世界各国の展示会・新製品発表会を1年中追いかけている。日本のメディアに海外事情の執筆記事多数。訪問先では現地取材と称し地元のキャリアや家電店を訪問し必ずスマートフォンを買い求める。最新のハイスペックモデルからジャンクなレトロ端末まで興味の幅は幅広く、時には蚤の市で20年前の携帯電話を買っては喜んでいる。1度買った端末は売却せず収集するコレクターでもあり、集めた携帯電話・スマートフォンの数は1700台を超える。YouTubeでは日本で手に入らないスマートフォンや香港情報を発信している。YouTubeチャンネルは「yamaneyasuhiro」。Twitter ID「hkyamane」、Facebook ID「hkyamane」。
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